今日から3月。
私の誕生日ももうすぐ。


昨日、リサイクルショップへ舞台で使う椅子探しに出かけたら
空気の中に微かに梅の香がしていた。
最近はほぼ、自宅と稽古場の往復だけで一日が終わる生活だったから
気付かなかった。からだを覆う閉塞感みたいなもやもやしたものは
忙しさだけでなく自分のせい。
さて、日々をどう過ごすか。


そして、いよいよ題詠マラソン2005がスタート。
そもそも短歌を詠むのが初めてなので、あまりにも無謀な挑戦なのだけど。
妹にこの企画への参加を話したら、
「へぇーなんか意外。珍しい感じ。」
みたいな反応だった。
いつも私はからだのことばかり考えてるからだな。


言葉について考えることは、からだと付き合って踊ることにも通じるなぁと
感じるので、これまでより突っ込んで自分と付き合ってみようと思う。
それでも、いつも自分の中に持っている言葉の少なさに愕然とするし、
これからの日々はそれを更に身にしみて感じることになるだろうな…
覚悟していかなきゃ。


ひとまず一首目。



【001 声】 大丈夫。呟く声のその次の余韻にいまもひたりつづける


すんなり出てきたもの。細部が気になってくるのは
動きをつくってクリアにしていく作業とよく似てるような。


昨日は17時半過ぎもまだ明るかった。
稽古帰りに駐車場から続く坂道を下るとき見える、
オリオン座の傾きもだいぶ変わってきてる。


今朝もまだまだ寒いけど、春はもうすぐ。
からだの中にいい循環が生まれていくように。